ブルームバーグの報道によると、ブルーオリジンのCEOデイブ・リンプ氏は6月17日、パリで開催されたVivaTechnologyカンファレンスで、前日にフロリダ州の発射台の再建工事に着手し、ニューグレンロケットを年内に再打ち上げすると発表した。同社は先月、この発射台で深刻な爆発事故を起こし、その威力は地震波を発生させるほどだった。創業者のジェフ・ベゾス氏は同じ会議で、それは厳しい瞬間で、チーム全体にとって大きな打撃だったと認めた。しかし同時に、推進薬タンクと統合施設内の1基のブースターは爆発で損傷しておらず、年内の再飛行に向けた条件は残っていると明かした。
ニューグレンロケットはブルーオリジンの宇宙探査戦略の中核だが、これまで当初計画から数年遅れており、2回の打ち上げの間の待機期間も予想を大幅に上回っている。このロケットは、NASAのアルテミス計画による月帰還プログラムにおいて重要なミッションを担う予定で、NASAは月面車を月面に届けるための月着陸船契約をブルーオリジンに授与している。リンプ氏がパリで年内再飛行のスケジュールを公に宣言したことは、爆発事故後、再建の進捗について同社が初めて行った公約となる。