WordPress VIP調査:米消費者の6割がブランドの「AI」謳いに反感、86%はAI回答を完全には信頼せず元ソースを確認したいと回答

WordPress VIP(Automattic傘下のエンタープライズ向けWordPress)が、『2026年のウェブの未来』レポートを発表。同レポートは今年4月、2000人(企業の意思決定者/CMO 800人、米国成人1200人)を対象に実施した調査に基づく。主な調査結果は以下の通り:消費者の60%が、ブランドが宣伝で「AI」という言葉を強調することに反感を覚えると回答。回答者の86%はAIの回答を完全には信頼しておらず、元の情報源を確認したいと回答。無断帰属のAI生成回答に対する消費者の信頼度は、航空会社の追加料金、わかりにくいプライバシーポリシー、医療費請求書への信頼度よりも低いと答えたのは42%。回答者の74%は、現在のインターネットは10年前よりも無機質になったと感じている。33%の消費者が、「元の情報源を表示するためにクリック」を最も重要な信頼のシグナルとして挙げた。回答者の80%は、ウェブ上の情報は少数の大規模組織ではなく、オープンにアクセスできる状態を保つべきだと回答。

消費者の警戒心とは対照的に、企業側はAI検索への投資を急速に拡大している。企業の回答者の60%が、過去1年間にAI検索エンジンや回答プラットフォームからのトラフィックが増加したと回答。企業の意思決定者の74%が、AIによる発見可能性と帰属を主要または重要な優先事項として挙げている。WordPress VIPのCTOであるBrian Alvey氏は、現在は2種類のオーディエンスに向けてコンテンツを構築する必要があると指摘する。「ユーザーに代わって行動するAIエージェント」のための機械可読性と、「実際にクリックしてくる少数のユーザー」のための信頼できる人間味、この両方が不可欠である。同レポートは、AI検索における可視性を維持すると同時に、AIを過度に前面に出すことで消費者の信頼を損なわないようにするという、現在のブランドコミュニケーションが直面する二重の圧力を浮き彫りにしている。

TechCrunch | WordPress VIP