6月15日に行われた華為開発者大会(HDC 2026)で、華為端末タブレット・PC製品ライン総裁の朱懂東氏が、ネット上で長年流布されている「HarmonyOSはAndroidの焼き直し」という疑惑に正面から回答した。同氏によると、HarmonyOS V1.0は中国情報安全測評センターが発行する国家安全信頼性における最高等級であるⅡ級評価認証をすでに取得しており、同等級に達した初の国産デスクトップオペレーティングシステムとなった。現在、同級の認証を取得した他のデスクトップ・サーバーOSは存在しない。朱氏は「もしHarmonyOSがAndroidの焼き直しなら、この認証は取得できない」と述べ、カーネルから上位層に至るまで全てを華為が自主開発したことの証明だと明言した。
上記の認証結果は、中国情報安全測評センターが今年1月に公表した2026年第1次安全信頼性評価リストに記載されている。Ⅱ級は同評価体系における最高等級であり、HarmonyOSデスクトップOSはⅠ級を突破した初のOSでもある。今回、HDCの場で朱氏がこの認証を引用したことは、華為が公式の場で初めてこの認証を外部の疑惑に反論する直接的な根拠として用いた事例であり、自主カーネルをめぐる議論が単なる言い争いから、機関による裏付けを積極的に提示する新たな段階へと進んだことを示している。