ソフトバンクの孫氏、AIがOpenAIの次世代モデルを設計しASIのタイムラインを2年に短縮と発言

ソフトバンクグループの孫正義CEOは6月5日、CNBCに対し、OpenAIの次世代基盤モデルは人間の技術者ではなくAIによって設計されていると述べた。この主張は、OpenAIのサム・オルトマンCEOと同社の技術者から直接聞いたものだという。孫CEOは、この進展は人工超知能(ASI)の到来が従来の予想よりもはるかに早いことを明確に示す証拠であり、現在のAIモデルはすでに「ほとんどの分野で人間よりも賢く」、AIによって設計されたモデルは指数関数的な差で人間の知能を凌駕すると断言した。また、以前は10年と見積もっていたASIの実現時期を、およそ2年後に修正した。

孫氏の発言は、ソフトバンクグループによるOpenAIへの全面的な傾倒の深まりを反映しており、同グループはStargate AIインフラプロジェクトなどを通じて数百億ドルを投じている。一方で、Anthropic社などのAI安全性研究者らは、再帰的自己改善――すなわちAIが自律的により高性能な後継モデルを設計すること――が、社会制度の対応準備よりも速く進んでいる可能性に警鐘を鳴らしている。孫氏の発言に対し、OpenAIは未発表のモデルについて公式コメントを行っていない。

CNBC