教育部、高考前に警告「AIによる的中は虚偽宣伝、AIで高得点は『現実的ではない』」

中国教育部(日本の文部科学省に相当)は6月2日、公式サイト上で2026年の高考(大学入試)に関する注意情報を発表し、受験生と保護者に対し、「AIによる出題予想」や「有名講師による的中問題」といった詐欺に警戒するよう強く注意を促した。教育部は、不正業者が「問題作成グループの先生」や「名門予備校」を装い、「極秘の過去問」「的中問題集」を謳い文句に、先行予約販売や期間限定の割引などのマーケティング手法で高額購入に誘導し、さらには「手付金」と称するリンクをクリックさせた上で購入者をブロックするケースが常套手段だと指摘している。教育部は、高考の問題作成は継続的に改革が進められ、方向性や内容が絶えず革新されており、「出題予想やパターン学習を無効化する方向性」が明確に打ち出されているため、AIやいわゆる専門家の予想問題で高得点を狙うのは「非現実的」だと明言した。予想問題集に多大な時間と労力を費やすことは、正常な受験勉強のリズムを乱すだけでなく、金銭的・精神的な二重の損害を招きかねないと警告している。2026年の高考は6月7日から9日にかけて実施される。

中国教育部 | 聯合早報