ファーウェイの鄭俊氏:中国におけるAIモデルの利用量が米国を上回り、国産大規模言語モデルのエコシステムは世界的に競争力がある

5月27日、華為技術有限公司の金融システム部門CTOである鄭俊氏は深センで開催された『2026フェニックス湾区財経フォーラム・金融サミット』にて基調講演を行い、スタンフォード大学の報告を引用して「中国のAIモデルの性能は米国に比べてわずか2.7%遅れているに過ぎない」と述べた。また2026年2月以降、中国製モデルの利用量は米国製モデルを継続的に上回っているという。鄭氏は、中国がAIのオープンソース路線を堅持しており、オープンソースモデルの性能も米国のクローズドソースモデルに近づきつつあること、さらに中国製モデルと国内の計算資源エコシステムが急速に成熟し『世界トップレベルにある』と強調した。

さらに鄭氏は世代別の視点からAIの現状を整理し、過去2年間で国内におけるトークン消費量が1400倍に急増し、AIが初期段階から大規模な実用化段階へと移行していると指摘した。2026年の年初から47日間で国内では30もの大規模モデルが次々と発表され、平均して1.5日に1つずつ登場している。中でもDeepSeek V4が昇腾チップにネイティブ対応した点が業界の注目を集めている。国内の計算資源や電力インフラの強みを活かし、国産モデルは価格面でも極めて高い競争力を持っているという。

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