イーロン・マスク氏によると、Grok V9-Medium(1.5T)の訓練が完了し、2~3週間以内に公開予定。コーディング機能も大幅に向上

5月25日、イーロン・マスク氏は、パラメータ数が1.5兆個に達するGrokの基礎モデル『V9-Medium』の訓練が完了し、評価結果も良好であると発表した。このモデルは補助的な訓練段階で大量のCursor由来のコーディングデータを取り入れており、今後もさらに追加される予定だ。現在は微調整が進められており、数日以内に強化学習も開始される見込みで、一般公開は2〜3週間後になる見通しだ。マスク氏は、現時点で全てのGrok本番サービスに利用されている0.5兆パラメータ版の『v8-small』モデルと比べて大幅な性能向上を遂げたと述べ、特に難易度の高いコーディングタスクにおいて顕著な改善が見られたことを強調した。また別途投稿された返信の中でも、新モデルは「コーディング能力が格段に向上している」と明言している。

さらにマスク氏は、現在の本番モデルである0.5兆パラメータ版の『v8-small』モデルが2026年末までにオープンソース化されることも明らかにし、「依然としてかなり有用なモデルになるはずだ」と述べた。現在の本番モデルからV9-Mediumへとパラメータ数が3倍に増加したことや、Cursor由来のコーディングデータが活用されることにより、xAIの次回リリースは開発者向けAIワークフロー分野においてAnthropic社のClaudeやGoogle社のGeminiに対抗するための重要な布石となる。この分野は現在、最先端AI企業間で最も激しい競争が繰り広げられている領域の一つだ。

X上のイーロン・マスク氏の投稿